キャンプで使うランタンを徹底解説!これを見ればランタンの事が丸わかり

この記事では
✅ランタンの種類(燃焼系ランタン、非燃焼系ランタン)
✅非燃焼系ランタンについての解説
✅燃焼系ランタンを燃料別で解説
✅燃焼系ランタンの手順
✅ランタンの設置場所の解説

をお伝えします

キャンプの夜は思っている以上に暗いものです。

街灯を設置しているキャンプ場もありますが、殆どの場合、最低限の灯りしかつけていません。

最低限の灯りなので、使用しているサイトには殆ど灯りが来ないと思った方が良いと思います。

ランタン無しで夜のキャンプは殆どと言って良いほどできません。

暗闇の中でキャンプをするのはとても危険です。事故に繋がる可能性もあります。

ファミリーキャンプであれば、お子さんが怖がってしまい、今後キャンプに行きたくないと言われてしまうかもしれません😱

そうならないためにも、灯りは自分たちで準備しましょう❗️

では、どうやって灯りを準備するのか解説していきます。

キャンプ時の灯りとは

キャンプで使用する灯りとは[ランタン]の事です。

これがないとキャンプの夜は過ごせません。(キャンプ場暗いので…💧)

ランタンは灯り取りだけではなく、インテリアとしても使えます。

夜はサイトを照らし、昼間はサイトを彩ります。

ランタンには沢山の魅力が詰まっています。

ある人は観賞用で沢山のランタンをお持ちの方もいらっしゃいます。

ランタンは灯りを取るだけが魅力ではないんですね😊

ランタンの種類

ランタンには種類が沢山あります。

光量が強いものから、ほのかな光量のものと、使用用途によって変わってきます。

全体を照らすランタン

大型のランタンになります。

130w相当以上のランタンがこれに当たります。LEDであれば1000lm以上になります。

これよりも光量が小さくても良いですが、全体は照らせません。

全体を照らすと言っても端から端まで、くまなく照らせるわけではありません。

大型のランタン1台でも限界があります💧

テーブル周りを照らすランタン

そこまでの光量はいりません。

ほのかにテーブルを照らす程度の光量が良いです💡

眩しすぎるとテーブル周りが見えにくくなってしまいます。

あっても100〜300lm程で良いです。

テント内を照らすランタン

夜のテント内は暗いです。

ランタンが無いと何もできません。

お子さんは怖がって眠れないかもしれません。

100lm〜200lmほどの光量のランタンがあると良いです。

テント内は火器厳禁🔥🚫なので、ランタンはLEDにしましょう💡

お子さんも喜ぶ可愛いLEDランタンもあるので、お子さんの夜のお供に購入してあげても良いかもしれませんね😊

お子さんが喜ぶランタンはこちら

燃焼系ランタンと非燃焼系ランタン

ランタンには燃焼系ランタン非燃焼系ランタンがあります。

燃焼系ランタンは若干の手間と取扱に注意しなければいけませんが、沢山の方が使用しています。

それだけの魅力が燃焼系ランタンにはあります。

非燃焼系ランタンは、燃焼系とは反対に取扱はとても簡単で、種類が豊富です。本当に色々種類があるので、自分好みが見つかると思います。

最近では、燃焼系ランタンの形をした非燃焼系ランタンも出てきています。

ここまでくると、本当に自分の好みになってきます😅

非燃焼系ランタン

非燃焼系ランタンは燃料を使わない灯りを言います。

非燃焼系ランタンの特徴
・ガスやガソリンを使わないので燃焼系ランタンよりも安全
・充電または電池なので手軽に使える
・デザインが豊富

 

非燃焼系ランタンは電池式や充電式で灯りを灯します。

その中でも最近よく使われているのはLEDランタンです。

LEDランタンはガスやガソリンを使わないのでとても安全に灯りをとれます。

数年前まではメインを張るにはまだまだ光量不足でした。

近年、技術の進歩によりメインを張れるほどの光量を実現しています。(開発者の皆様ありがとうございます🙇🏻)

LEDランタンはとても明るく安全に灯りがとれる事はとても魅力的です。

お子さんでも扱えるので、一台本人用にプレゼントするときっと喜びますよ😊

よく聞くルーメンとは

LEDランタンを選ぶ時に大事なのは光量です。

LEDでは【lm(ルーメン)】で光量が表記されています。

lm(ルーメン)=光束の単位

光源から放射線状に出る無数の線が集まった集合体のことを指します。

数値が大きくなればそれだけ光束が多くなり明るくなります。

サイトを照らすものであれば1,000lm以上あると安心です。

テーブル周りでも300lm程度あれば十分明るいです。

建物内であればそこそこの数値のLED電球があれば十分かもしれませんが、キャンプでは設置場所が限られます。

余裕を持った数値のランタンを選ぶと良いです。

燃焼系ランタン

燃焼系ランタンは実際に燃料を燃やして灯りを灯すランタンです。

燃焼系ランタンの特徴
・ガス、灯油(ケロシン)、ガソリン(ホワイトガソリン)を使って灯りを灯すので、とても明るいランタンが多い。
・雰囲気を作ってくれる。
・日中もインテリアとしてサイトを彩ってくれる。

ガスランタン

出典:写真AC

 

ガスランタンの特徴
・ガスを燃料としており、OD缶やCB缶を使用
・バーナー系と同じ燃料なので使いまわせる
・ガスランタンは大光量でありながら扱いがとても簡単
・ガス缶をランタンにセットして、点火すれば灯りがつく為とても簡単😊
・ガスなので、寒い時は光量が落ちてしまうのが難点
・ガスランタンは色々なメーカーから出ており、お気に入りの品を探しやすい😊
ガスランタンは、燃焼系の中でも扱いが簡単なランタンです。

 

ガス缶をランタンにセットし、点火スイッチを押すだけで灯りを取ることができます🪔
*️⃣ガスランタンの中には、発光させるためのマントルというアイテムを付けなければ灯りを取れないものもあります。そのランタンはマントルをセットする手間はかかってしまいます。

 

ガス缶はバーナーと同じものを使用することができるので、別に用意することが無いので、荷物も少なくすることができます。
*️⃣ガスの残量は常に確認しておく必要はあります💦

 

低温時は光量が落ちてしまうので注意が必要です。

ケロシンランタン

出典:写真AC
ケロシンランタンの特徴
・ケロシン=灯油
・灯油を燃料としたランタンで、光量もガスやガソリンと変わらず明るい
・灯油自体が安いのでガスやガソリンに比べるとコストは低い
・点火の際には一手間かかるランタンもある。
プレヒート】と【ポンピング】という儀式が一つ入る
灯油を燃料にしているのでとてもお財布に優しいランタン😇

 

ただ、ランタン使用時には煤が出てしまうので、注意が必要です。
*️⃣煤がつくと光量が落ちてしまうので、使用後に煤は取った方が良いです。

 

光量が大きいランタンに多いプレヒート、ポンピングという点火前に行う行為をするランタンがあります。

 

これが【面倒臭い】と捉えるか【楽しみ】と捉えるかは分かれるところです😊

ガソリンランタン

 

ガソリンランタンの特徴
・ホワイトガソリンはコールマンのランタンの絵が書いてあるアレが有名
これ👇

・ホワイトガソリンの購入はアウトドア店やアウトドアを扱っているスポーツ店やホームセンターにしかない、入手しにくい
・点火の際にはケロシンランタンと同じく【ポンピング】が必要
・寒くても光量が落ちない
・一手間がキャンプの夜を彩る

 

一昔前まではランタンといえばこれだったのでは無いでしょうか。

私もランタンと言えばこのガソリンランタンをイメージしていました。

ただ、ホワイトガソリンはケロシンランタンよりコストがかかるのは痛いところです😅

それでも使いたくなるのがこのランタンの魅力です。

使っているだけで、キャンプの雰囲気がとても良いものになります。

雰囲気だけではなく、実用性もしっかりとあります。

光量も十分にあり、低温時でも光量が落ちないので安心して使用することができます😊

燃焼系にあって非燃焼系にないもの

非燃焼系は電池を入れる、または充電してスイッチを押せば簡単に灯りが点きます。

しかし、燃焼系は燃料を入れればすぐに点くわけではありません。

いくつか準備するものがあり、点灯させるにもいくつかの手順を踏まなければなりません。

準備するもの
・マントル(光を発する元)
・燃料(ガス、灯油、ホワイトガソリン)
・多目的点火棒(チャッカマンだと馴染みがあるかも)

 

手順
1.燃料をセット
2.マントルを装着
3.ポンピング(ケロシン、ガソリンランタン)
4.ブレヒート用のアルコールをセット(ケロシンランタン)
5.マントルの空焼き
(最初にマントルを装着した時、最初だけやれば2回目以降はしなくて🆗👌、付け替えたらまた空焼き)
6.点火
おまけ
タンク内の空気が下がると光量が落ちてしまうので、長時間使用の場合は、時々追加ポンピングが必要

点火までそれぞれ手順はもう少しありますが、共通の手順としては以上になります。

非燃焼系にないものそれが【マントル

マントルは燃焼系ランタンでは必要不可欠です。

これがないと光を出せません。

マントルは空焼きをするととても脆くなります。

その為、予備を持っておいてください。

破れてしまうと灯りをつけられず暗闇の中のキャンプになってしまいます。扱いは丁寧に☝️

*️⃣マントルがないタイプのランタンもあるので、購入前にマントル有りか無しか確認しておく必要があります。

ランタンの設置場所

キャンプでランタンの設置場所はとても悩みます。

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私は毎回悩みます💧

 

メインランタン

とても明るいので、目の高さに置くと眩しくて何も見えません。

高いところから全体を照らすようにするとちょうど良いです。

キャンプ中高いところに設置できる場所など殆どありません。

そこで、登場するのが【ランタンスタンド】です。

これがあれば高いところへメインランタンを設置できます。

 

サブランタン

メインランタンはサイト全体を照らしますが、光が当たる反対側はどうしても影ができてしまいます。その為、サブランタンはメインランタンとは反対側(対角線上)に設置して影を消す役割をします。

メインランタンよりも低く人が集まる近くに設置することで、影を消し足元も見やすくなります。

タープがあればタープの中、ツールームであれば奥側(外側からメインランタンで照した場合、対角線上がテント内の奥)が良いです。

*️⃣燃焼系のランタンはテント内での使用は推奨されていません。燃焼系を屋内で使用するときは自己責任でお願いします。

サブランタンの光量がそれほどなく、重さも重すぎなければ、複数個吊り下げることでタープ内、テント内を明るく照らしてくれます。

 

テント内ランタン

殆どのインナーテントにはランタンを吊り下げるフックがついています。

そこにランタンを吊り下げると全体が明るく見やすくなります。

ファミリーキャンプですとお子さんの着替え探しなどで両手が使えなくなるので上からの灯りはとても助かります。

 

テーブルランタン

テーブル上にほのかな灯りのランタンを設置することで、テーブル上の影を消し見やすくしてくれます。

サイト全体の灯りを少し暗くすることで、雰囲気を楽しむこともできます。

 

ランタンは設置場所によって強い光が当たる反対側は濃い影ができ見え難くなります。

その為、ランタンを設置する際は、複数台設置することをお勧めします。

まとめ

ランタンの種類

全体を照らすランタン
130w相当以上のランタンがこれに当たります。LEDであれば1000lm以上になります。

 

テーブル周りを照らすランタン

眩しすぎるとテーブル周りが見えにくくなってしまいます。
あっても100〜300lm程で良いです。

 

テント内を照らすランタン
100lm〜200lmほどの光量のランタンがあると良いです。
テント内は火器厳禁🔥🚫なので、ランタンは非燃焼系が良いです💡

 

燃焼系ランタンと非燃焼系ランタンの特徴

非燃焼系ランタンの特徴
・ガスやガソリンを使わないので燃焼系ランタンよりも安全
・充電または電池なので手軽に使える
・デザインが豊富

 

燃焼系ランタンの特徴
・ガス、灯油(ケロシン)、ガソリン(ホワイトガソリン)を使って灯りを灯すので、とても明るいランタンが多い。
・雰囲気を作ってくれる。
・日中もインテリアとしてサイトを彩ってくれる。

ランタンの設置場所

メインランタン

高いところから全体を照らすようにするとちょうど良い。
ランタンスタンドがあれば高いところへメインランタンを設置できる。

 

サブランタン

メインランタンとは反対側(対角線上)に設置する。
メインランタンよりも低く人が集まる近くに設置することで、影を消し足元も見やすくする。

 

テント内ランタン

インナーテント内のフックにランタンを吊り下げ、頭上に設置する。全体が明るく見やすくなる。
⚠️テント内は非燃焼系ランタンを使用する。

 

テーブルランタン

テーブル上に設置する。

 

ランタンはキャンプにとってとても重要なアイテムです。

無いと夜は暗闇で過ごさなければなりません。

ファミリーキャンプの場合は致命傷です。

お子さんが怖がり、二度とキャンプに行きたくない💢

なんてことにもなってしまうかもしれません😱

燃焼系のランタンはファミリーキャンプでは迷うところ

長くキャンプを続ける、又は使ってみたいというお気持ちがあるのであれば買って損はないと思います。

小さいお子さんが怪我をしないように注意しながら使えば問題ないです。

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私はキャンプを始めた時から燃焼系のランタンを使っています。

始めた頃は我が子も小さかったですが取扱に注意すれば大丈夫でした。

燃焼系のランタンを点けるお父さん、お母さんの姿をお子さんがみたらきっと頼もしく思ってくれるでしょう😊

そして、燃焼音をききながら、家族団欒で過ごすなんてなかなか体験できません。

是非、お子さんにも貴重な体験させてあげてください。

おっと❗️

燃焼系のランタンをお勧めしてしまいましたが、必ずではありません。

やはり燃焼系ランタンは扱いを間違えれば大事故にもなりかねないので、十分検討してください。

LEDランタンは複数持っておくと、いざという時に役立ちます。

災害の時にもあると助かるアイテムです。

今回はランタンのみ解説しましたが、小さな懐中電灯やヘッドライトがあるとトイレに行く時にとても役立ちますので、小さな懐中電灯やヘッドライトは持っておくと良いです。

是非、お気に位入りのランタンをお供にキャンプへいきましょう🏕🚗💨

✨笑顔のあるCamp Lifeを✨

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